この最後の章は、ページ数の関係で結論を急いだのかもしれないが、著者が代わったような印象を受ける。昔の歴史学者が「歴史はロマンだ」と言って、自分の文学的な印象を述べる歴史書のような感じを受けた。記紀は高天原からニニギノミコトが天孫降臨したこ…
以上の論考をまとめた後に、明確になった点を2点ほど示したい。 (1)「末盧国」で上陸した港は名護屋港 諸説について、【Ⅲ】(2)「末盧国」で上陸した港はどこか? で詳しく述べた。大型構造船が長期間停留する港、魏志倭人伝の表現「草木茂盛し、行く…
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